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音楽酒場の想い

音楽酒場の始まりは、大学4年生のとき。

学生時代は音楽で繋がっていた先輩たちが、

卒業するとみんな音楽から離れてしまうのをみて、

「もったいないな」と思ったことがきっかけでした。

 

社会人が音楽を続けるのは、ちょっとだけ難しい。

学生時代にはたくさんあった練習時間も、発表の機会もなくなって、

仲間と予定も合わない。

そのうち、「最近全然練習してないから、もうできないよ」って、

音楽を遠ざけ始めてしまう。

同時に、「働き出してから、会社の人としか出会ってないな」とちょっと焦る。

でも本当は、音楽ってそんなに敷居の高いものじゃないはず。

時間がなくて100%の準備ができなくたって、久々のステージに緊張して100%の演奏ができなくたって、仲間と一緒に演奏する音楽は楽しい、素晴らしい。

それに気づいてほしくて、「音楽が好き」というだけで仲良くなれる場所を守りたくて、音楽酒場は生まれました。

 

こんな想いから生まれた音楽酒場では、

とにかく誰でも音楽に飛び込める、そして音楽を通してお互いと繋がれる空間にこだわっています。

 

みんなで音楽を楽しんで、笑いあって、歌いたくなったら誰でも突然歌いだせるような場所。

普通のライブみたいに演者とお客さんがくっきり分かれたものではなく、どこまでも境目のない場所。

ほかでは出会えない特別な空間を、一緒作ってもらえたら嬉しいです。

​TOMOKA

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